アーユルヴェーダ栄養学
病気を寄せつけず、健康を増進させるためには、日頃から自分の身体をよく観察し、セルフケアをすることが大切です。
その中でも最も重要な方法が食事です。アーユルヴェーダでは「薬を摂る前に、食事を見直しなさい」と言われるほど、食事に重要性を説いています。
日々食べているものから栄養とエネルギーを得て、体質に合わない食べ物を必要以上に食べすぎると肉体的、精神的な乱れにつながると考えられています。
食材それぞれのカロリーよりも、その食材を取り入れた時に、体の中でどのような反応をするかという方が大切です。
体は食べ物でできているので、食べるものが薬となり、時には病気の原因(アーマ)になるともされています。
また、同じ食事をしても体質によって体の反応も違うので、食べたものがきちんと消化され、吸収されることを重視しています。
また、どれを食べるかということより、どのように食べるかということも大切です。
「質の良いものを穏やかな環境と心で調理し、食べる。」食べ物それぞれにプラーナ(エネルギー)が流れているので、加工食品、ファストフード、残り物はNG。消化機能と代謝を乱す原因と考えます。
健康を保つには、心が安定していて、生命力に溢れ、作りたての食事を腹八分目の量で食べることを目安にしましょう。
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